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レシピをいろいろと見ていくと知らない食材にぶつかることがままあります。

この場合はどうしたらいいのでしょう?

 

もちろんそのものを買ってきて使ってみるというのも一つのやり方ですし、それで新しくできるようになることもあると思います。

一方でその料理のためだけに新しい調味料や使い慣れない食材を購入してもそれきりだともったいないという考え方もあると思います。

 

 

我々プロの料理人でも知らない食材や使ったことのない調味料に出会うことがあります。

そういう時にどうするかというと「見立て」という方法を使います。

 

「見立て」とは言葉どおり、その食材や調味料を自分の知っている何かに見立てる=置き換えて考えるのです。

 

お料理をレシピでみるということは、その料理の設計図をみているのと同じです。

その料理にその調味料なり材料がその料理にどのような役割を果たしているのかを考えてみると、その食材なり調味料がどういった意味を持つのかわかるかと思います。

 

例えば調味料であるならば、五味+1(甘味・辛味・苦味・酸味・塩味+旨味)、脂分、香辛料のどの役割か。

食材であるならば食材の分類(根菜類や葉物類など)からその材料がそのお料理に対しどのような役割かを読みます。

 

そしてその材料ないし調味料の役割から考えて、置き換えてるものが思いつくようであれば置き換えます。

 

こう書くと難しく感じるかもしれませんが、例えば「ホースラディッシュならばワサビ」「ライムであればレモンないしオレンジ」のように同じ系統の食材に置き換えて考える、ちょっとした頭の体操くらいの気持ちでいいと思います。

 

レシピを重んじるあまり、レシピに縛られすぎてしまっては本末転倒。

レシピ作者さんの気持ちになりつつ、少し自由な発想を持ってお料理を楽しんでみてもいいかと思います。

 

 

<次回に続く> 
  
「レシピの読み方」は毎週木曜日更新予定です。次回更新は9月21日です 
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