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では実際にレシピの流れに合わせて解説してみたいと思います。

写真付きはこちらをご覧ください。

 

1)*かつおダシの取り方(内容は割愛)

かつおダシの取り方を解説しています。

「本格的なかつおダシをご家庭で味わってみてください」という絶品だしという大きなコンセプトをここで消化しています。

 

2)かつおだし480cc、濃口(こいくち)醤油80cc、みりん80cc、砂糖大さじ1はボウルなどで合わせた後、
鍋の中へ入れておく。(今回はフライパンで作っています。)
しめじは石づきを取り、ほぐして煮汁の中へ。長ネギは斜めに小口切りにする。

調味料が6:1:1の割合でさらに砂糖が加わることで甘辛い親子丼の完成イメージを提示しています。

別の回で解説しますが、通常ネギやしめじは煮汁が煮立ってからいれるのですが今回は最初から入れています。

あわせて鍋の形(今回はフライパン)調味料の量具材の量のバランスから考えてあまり長時間煮込むことはないということがわかります。

 

3)鶏もも肉は2〜3センチ角に切る。(皮を下にして切ると切りやすい)

本来具材のサイズは揃えるという原則から離れているのであえてカットサイズを指定した部分。

しめじやネギにしっかる火が通る頃合いで鶏肉全体に火が通りつつも煮え過ぎないサイズで、噛んだ時に鶏肉のジューシーな感じが味わえるようにしています。

 

4)*たまごの解き方(内容は割愛)

調理テクニックのワンポイント解説です。

 

5)鶏もも肉、長ネギ、しめじと調味料の入った鍋(またはフライパン) を中火にかけ、沸騰させる。
沸騰したら火を弱める。

鶏肉に火が通ったら三つ葉を加えたまごを全体に回しかける。
たまごに火が通ったらすぐに火を止める。

ごはんの上に盛り付けて、完成。

調理工程まとめ。煮込む時間についてはお鍋の種類や各家庭のコンロのカロリーで変わるのであえて指定していません。

あえて曖昧にしている部分で、いままで解説してきたことが理解できていると出来上がりが大きく変わってくるポイントです。

鶏肉の火の通り方を目安に調味料の煮詰まるバランスのちょうどいい火加減を探ってください。というメッセージです。

 

このようにして料理のルールや理論を踏まえながら、レシピ作者の伝えたい部分を拾えるようになるとレシピを俯瞰して見られるようになると思います。

 

次回は全体の流れをまとめてみたいと思います。

 

<次回に続く> 
  
「レシピの読み方」は毎週木曜日更新予定です。次回更新は9月7日です 
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